採用力のあるオフィス
採用力のあるオフィスとはどのようなものか、オフィス移転・改修のコンサルティング会社である、ティーズブレイン代表の竹下氏に、導入する際の注意点や考えるべきことについて聞きました。
採用力のあるオフィスを
実現させるには

新卒採用、中途採用どちらにしても、オフィスに入ってきた際のエントランスや会議室の印象がとても重要です。当たり前の話ですが、旧態依然のようなオフィスでは特に若い層に受け入れられません。
そのため応募にくる人材に対してどのように見てもらいたいかを考える必要があります。例えば弁護士事務所のようなところでは重厚感、IT関係の会社は先進的なイメージにするなど。どのような人材を採用したいかによっても変えていく必要があるでしょう。
企業によっては内定前にオフィスの見学をしてもらうところもあります。実際に綺麗なオフィスを見てもらうことで、ここで働きたいと思ってもらう狙いがあるからです。
株式会社ティーズブレイン代表:竹下仁
ティーズブレインのオフィス改革による
採用率アップ施策とは
プレミアグループ株式会社(大阪)への
オフィス改革事例

従業員のモチベーション向上、コミュニケーション活性化、および採用効果アップの3点が課題としてあがっていました。 そこで、従業員の働きやすさを最優先で考え、かつ、極力既存什器を転用してコストを抑えつつもデザインは一変させることで、今までのオフィスから大きく進化した雰囲気を醸成させ、オフィスへの愛着心とモチベーションの向上につながりました。
その他、プレミアグループ株式会社(大阪)への
オフィス改革事例
このような課題をかかえる
企業は
検討してみてください
- 採用活動がなかなかうまくいかない
- 内定者がすぐに辞退してしまう
- 採用活動で何をアピールすれば良いのかわからない
- 求職者の心に刺さる採用活動をしたい
- 求職者に魅力を感じてもらえるオフィスに改革したい

代表取締役社長 竹下 仁氏
“本当の意味でのオフィス改革を推進”
株式会社ティーズブレインは、オフィス改革を通して従業員へ企業理念の浸透やエンゲージメント向上などをコンサルする企業。経営層の「こうしたい」を汲み取り、単なる形だけの変革ではなく、従業員の働きやすさを追求し、エビデンスを基に、より機能的かつ効果的な提案を行います。

代表取締役社長 竹下 仁氏
以下では、“採用力のあるオフィスづくり”をすることの重要性やメリットなどを紹介しています。
“オフィス環境”は多くの求職者が
会社選びで注目するポイント
“オフィス環境”は採用力のアップには欠かせない
株式会社オカムラの調査によると、新卒1年目の会従業員500名のうち、半数を超える人が「就職先の企業を決める際にオフィス環境を重視した」と答えたそう。これから社会に出て働く学生にとって、どんなオフィス環境で毎日仕事をすることになるのかはとても重要なポイントのようです。
この株式会社オカムラの調査結果には、最近多くの大学で導入が進められている学習支援施設(ラーニング・コモンズ、アクティブラーニングスペースなど)の影響があるのかもしれません。インターネット環境が整備され、快適な学習設備も整った心地良い学習空間に慣れた学生たちは、働く環境にも同じように快適さを求めるのではないでしょうか。
なお、同調査では、オフィス環境のなかでもとくに「職務スペース」を重視する学生が多く、着目するポイントとしては「清潔感」「従業員の活気」「スペースの余裕」であるという結果も出ています。
※参照元:株式会社オカムラ公式HP(https://workplace.okamura.co.jp/fity-o/column/037383.html)
オフィスが変われば内定者の辞退は防げるのか?
いかにオフィス環境を採用時にアピールできるかがカギ
多くの学生が、就職する企業を選ぶ際にオフィス環境を重視していることがわかりました。つまり、採用活動では、“オフィス環境の良さもしっかりアピールできると良い”ということです。ところが、先ほどの株式会社オカムラの同調査では、「採用活動においてオフィス環境をアピールできている企業は多くない」という結果も出ています。
※参照元:株式会社オカムラ公式HP(https://workplace.okamura.co.jp/fity-o/column/037383.html)
この結果からは、採用活動において大きなチャンスがあるということがわかります。つまり、オフィス環境をアピールできている企業が少ないのなら、自社がしっかりオフィス環境をアピールできれば、他社との大きな差別化を図れるということです。活気があって従業員たちがイキイキ仕事をしているオフィス環境を見せることで、きっとプラスの結果が得られることでしょう。